【14歳の転機】13年経っても忘れられない。いじめが変えた、人との関わりかた

Profile

ペンネーム: hana

転機の年齢:
14歳
現在の年齢:
27歳
性別:
女性
職業:
主婦

Before

多感な時期に起こりやすい、いじめ。ある日突然ターゲットに…

 14歳、卒業を間近に控えた中学3年生の頃。

 私には、クラス内に、特定の仲が良い複数の友達、いわゆる仲良しグループがいました。毎日他愛無いことで笑い合い、時にはみんなでお泊り会をするなど、とても楽しかったです。

 しかしある日、グループの1人(A子)がなぜか素っ気ない。みんなで話をしたり、移動する時なども、私はまるでいないかのような態度を取るのです。友達の変化に戸惑いを感じつつも、私に対して何か良くない感情を抱いていることはわかります。かといって喧嘩になるようなこともなく、勇気がなかった私は、なぜそのような態度なのかを聞けずにいました。

 モヤモヤした状態で、1人廊下を歩いていると、A子が他のクラスで何かを話している姿を見かけ、目が合うと「あーぁ、ほんとにムカつく」と大きな声で言い放ちました。私の悪口を言っていることは一目瞭然でした。

 その後はわざと私が気づくように悪口を言いふらしたり、あからさまに無視をするようになりました。いじめが始まったのです。

Turning point

表面上の友達と、本当の友達。いじめが人間関係を見直す転機に

 そんなことが続いても、私は以前と同じようにグループで過ごしていました。直接攻撃されるようなひどいいじめではなかったのですが、毎日とても辛かったです。それでも、独りになることの方が怖かったのです。

 そしてある時、私はグループの1人(B子)に辛い気持ちを吐き出しました。するとB子は、「私は味方だよ」と、とても温かい言葉をかけてくれ、私は嬉しさと安心からおもわず泣いてしまいました。

 味方がいる、そう思った翌日、B子はA子と一緒に私を無視し始めました。何が何だか全くわかりませんでした。ただ、B子との友情がとても脆いものだったことだけが明確にわかりました。

 それをきっかけに、A子は完全に私を仲間外れにするようになりました。

 しかし、そうやって表面上の友達が私から離れていっても、唯一ずっとそばにいてくれた友達(C子)がいました。C子だけが、以前と同じように一緒の時間を過ごしてくれたのです。この時が、私の人との付き合いを考え直すターニングポイントとなりました。

それからの私は、いじめが全く気にならなくなり、
無理に一緒にいようとしなくていいんだ、と考えるようになりました。

C子の変わらない接し方が、人との付き合いを直すターニングポイントに。

After

味方は必ずいる。お互いを大切に思える人を見つけよう

 心に余裕ができた私は、勇気を出してA子と話をしました。
 すると、私と他の子とでしたA子の話が、いじめの原因になっていたことが分かりました。話の内容が間違った形で本人に伝わり、A子を傷つけてしまっていたのです。

 話し合いをきっかけに、私とA子は仲直り。グループの雰囲気も元に戻り、最後はみんなで笑いあって卒業することができました。

 この経験から現在までの13年間で、たくさんの人との出会いや別れがあり、中には人間関係のトラブルも少なからずありました。しかし中学生の頃の私のように、独りになることを怖がるあまり、無理をして特定の友達にこだわることはなくなりました。

 人生は長く、数えきれないほどの人々と出会います。その中で、自分を大切にしてくれる人を見つけ、そして、その人を大切にすればいい。C子のお陰で、こう思えるようになったのです。

 現在私には、夫と子どもがいます。今の私にとって1番大切な2人です。もし子どもが人間関係という壁にぶつかった時、1番の味方として側で支えたいと思っています。

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