【24歳の転機】ご近所のお姉さんに引きこもりから助けてもらったことが人生の転機に

窓際で晴れた風景を見つめる車椅子の女性の写真

Profile

ペンネーム: ハートフルー05

転機の年齢:
24歳
現在の年齢:
64歳
性別:
女性
職業:
パート

Before

早産で産まれ脳性麻痺を発症し、無事に高校まで行けるようになるものの、卒業後は引きこもりに・・・。

数十年前、7ヶ月の未熟児で生まれた私は脳に酸素が回らなく脳性小児麻痺になって生まれてきました。

5歳まで寝たきりだったのですが、 家族の介護と周りの人達の思いが通じたのか一人で座ることができるようになり、学校に入学前には車いすに座れていました。そして、養護学校(現在の特別支援学校)に入学することができ、小学校から高校までそこでお世話になりました。

しかし、養護学校の高等部を卒業していざ社会に出るとなると、何も自分に自信がなく、結婚するのも難しいと思ったので大学に行くことにしました。
が、2度目の春も失敗、今で言う「引きこもり」になりました。

当時の私は、何をやっても無理だし、何をしていいか分かんないし、自暴自棄になっていました。

Turning point

幼馴染のお姉さんは、私を励ましもせず、責めることもなくいつも笑顔でした。

大学を二浪してからはどこに行っても無理だと思い、外に出ることができませんでした。

どうせ、就職も結婚もできないのでだから、せめて大学までと思ったのにそこもダメだったのだから仕方がないと思っていました。外に出ると、知り合いに会っていろいろと聞かれるのが、面倒くさかったのが一番の理由です。将来のことは何も考えられず、 とはいうものの両親に世話になるのも嫌でした。

しかしどうしていいか分からず、悶々としていました。そんな中、ターニングポイントになったのは、小さい頃から知っている幼馴染みのお姉さんが、会社帰りの夕方に毎日、遊びに来てくれたことです。

多分、 両親がその人に言ってくれたのだと思いますが、小さい時から可愛がってもらっていたのでその人の言うことは聞くだろうと思ったのかもしれません。

初めはずっと拒否していました。というのも、本当に綺麗な人で何も悩みのないような気がしたからです。

私は障害者で、 その人が健常者ですから何もない悩みがないように見えたのです。その頃の私は、自分だけが苦しいと思っていました。

幼馴染みのお姉さんが毎日遊びに来てくれたことが人生の転機に

After

人生の恩人の、一言がきっかけで、公務員になり、結婚もして長男も生まれました。

毎日来てくれるので、初めはもとてもきつかったのですが、いつも何も言わずに帰っていくのでなんとなく嬉しいやら、来ないと寂しいやらという日々が続きました。

そんなある日のこと「どうしていつも、私の所にも来てくれるんですか ?」と言うと「健常者とか障害者とか関係なく、生きているうちは誰でも悩みはある。あなたもいつか花が咲く時がくると思うよ。」と言われ、その言葉が転機になりました。

その方も、身内に精神病の方がいたり、片親だったりして大変、苦労されたそうです。その一言を聞いた時、健常者も障害者もないんだなと思いました。

それから間もなく、 大学受験の時の勉強が役に立ち公務員試験を受験し採用され、その10年後に結婚もし、無事、長男を産むことができました。

自分の人生を障害があるということで諦めていましたが、願ったことは必ず叶うとは言いませんが、良い出会いに恵まれれば、良い人生が送れるのは間違いないと思いました。

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