【21歳の転機】スナックでの一言がきっかけで自分の人生観が変わる

スナックの写真

Profile

ペンネーム: ちあき

転機の年齢:
21歳
現在の年齢:
29歳
性別:
男性
職業:
自営業

Before

専門学校を卒業後し、フリーターとして夜の世界へ

専門学校卒業後、就職もせず親の元で暮らしていた20歳頃、親に働きなさいと言われ、何かバイトをしなければと思い、近所のカラオケのバイトはラクそうだなぁといった安易な考えで面接を受けに行きました。

面接に行くと、そのカラオケ店では提携グループとしてスナックも経営しており、そちらのボーイがいないという理由で、カラオケと掛け持ちでスナックのボーイとしても雇われることになりました。

これまで接客業などしたこともなく、人とのコミュニケーションを取るのが苦手な私には厳しいだろうし、ましてやスナックといった女性の園といった場所で働くのは20歳の私には早すぎると内心思っていたものの、元来の断れない性格からボーイの仕事を始めることになりました。

Turning point

キャストさんの言葉が座右の銘に

昼はカラオケの受付スタッフ、夜はスナックのボーイとして働くようになり、中々忙しい日々を過ごすようになっていました。

ボーイの仕事は働く前は向いてないなぁと思っていましたが、お客さんやスナックのママ、キャストの方々は20歳の若者が場末のスナックで働いているのが珍しいのか、とても可愛がってくれましたし、お客さん達の仕事の話やこれまでの人生遍歴などの話を聞くのは面白く、ボーイの仕事が好きになってきていました。

しかしそれと同時に不安も生まれてきました。お客さんたちと話をしているとよく聞かれるのが「将来は何になりたいのか?夢は何だ?」ということでした。

これまで、特に夢を持たずに生きてきたので、その質問の回答にはいつも窮していて、答えを濁してばかりでした。やはり将来の夢や目標を定めて、それに向かって人生を進めていかなければならないのかと、焦りを感じていました。

転機となったのはそんな思いを抱えていた私の21歳の誕生日でした。キャストの一人の女性から私が誕生日だからという理由で飲みに誘われました。軽くお祝いを受け、楽しくお話をしていると、キャストの方から「将来の夢とかあるの?」と言われたので、正直に現在の不安や焦りを話してみると、驚きの返答がかえってきました。

「人生の選択肢は1秒ごとに変わるから」

私の人生にとってターニングポイントとなる一言でした。

お酒を飲む女性の写真
女性の「人生の選択肢は1秒ごとに変わるから」という言葉が人生の転機に

After

流れるよう生きていく

その一言がきっかけで私の生き方は変わりました。

これまでの焦りや不安が消え去り、心が楽になって生きれるようになりました。将来の夢や、目標はあえて作らずに生きることによって、「今」という時間を大切にしながら日々を送れるようになったのです。

時期によっては忙しなく働かなければならない時や、焦りを感じるとき、どうしてもやらなければならない作業なんかも出てきますが、そんな時はあの「人生の選択肢は1秒ごとに変わるから」という言葉を思い浮かべるようにしています。

この考え方は私にはとてもしっくりきて、今自分がしたいことは何なのか、そのために自分に必要なことは何なのかが逆に明瞭に浮かぶようになったのです。失敗するようなことがあっても次に活かせるようになる、選択肢がまた一つ変わっただけと思えるようになりました。私の感覚では水が流れるように生きるといった感じでしょうか。

あの時のキャストの女性にとっては些細な一言だったのでしょうが、私にとっては人生の転機となる、とても大切な言葉となりました。

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