【23歳の転機】業界シェア50%以上を獲得するスポーツウェアブランドを立ち上げた話

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Profile

ペンネーム: くじら

転機の年齢:
23歳
現在の年齢:
31歳
性別:
23歳
職業:
スポーツウェアブランド マネージャー

Before

突如降りてきた、想像もしない話

私は、体操競技を小学生から大学まで続けてきました。競技成績を買われ、とあるスポーツクラブに指導員として就職して1年。将来に漠然とした不安を抱えていた私は、親の勧めもあって、消防士を目指すために会社の退職を考えていました。しかし、心から消防士になりたいと考えていたわけではなく、自分の想像できる選択肢の中で親や周囲が納得してくれる答えだったと言うだけでした。

入社して2年目の夏頃。すぐに退職という状況でも無かったので、与えられた仕事をこなしつつ、進む道に悩んでいたある日、会社の社長に声をかけられました。

社長「社内で新たにスポーツウェアのオリジナルブランドを立ち上げようと思っている。どう思う?」
私「面白そうですね。」

たったこれだけの会話が、私の大きな転機となりました。

当初このプロジェクトは別の先輩が担当する予定でした。しかし、先輩自身が社長が描いているビジョンの壮大さに圧倒され、それだけのプロジェクトを背負う覚悟ができないと言うことで断ったところで、私に白羽の矢が立ちました。普段、会社の会議等で気になることを口にして、未熟ながら挑戦的な姿勢でいる私に対し、社長は好印象を抱いてくれていたようです。

結果的に「面白そう」という言葉がきっかけで私の人生はターニングポイントを迎え、23歳という若さでプロジェクトリーダーになりました。

Turning point

ブランドを作るって、何からやるの?

肩書きだけは一人前になったものの、右も左もわからない私と、やりたい事だらけの社長の2人で進み出した新規事業。

まずはブランドネームを決めて、商標登録を済ませる作業からです。ワクワクに夢を膨らませながら、2人で意見を出し合い、2週間以上の時間をかけて、ブランドネームが決まりました。

まずは、自分たちのスポーツクラブで使うユニフォームを作成することから着手していくと決めて、スタート。競技用の特殊な生地を扱っているメーカー、それらの生地を加工、縫製する技術のある工場、制作に使用する資材や技術が各々異なるので、結果的に6社ほどの企業に力を貸していただき、私たちの商品作りはスタートしていきます。

競技用のユニフォーム作りは想像以上に難しく、幾度もトラブルは発生します。機能、デザイン、価格、競合他社がどうしてこんな値段でやれているのか、皆目見当もつかない日々の中、それでも自分たちのブランドマークをつけた商品をたくさんの人に届けたいと言う思いで、トラブルと向き合いながら少しずつ社内から社外へ販売先も拡大していきました。

紙の上にサラリーマンのフィギュアが立っている写真
社長に言われた一言が人生の転機に

After

知ってもらうから信頼されるへ

狭い業界で有名なブランドも数えるほどしかないため、私たちの存在は瞬く間に知れ渡りました。とはいえ、選手にとっては勝負服となるユニフォームを全く知らないメーカーへおいそれと頼んでくれるほど、世の中は簡単ではありません。

社外へ販路を広げてから1年ほどは、ひたすら日本中を営業で飛び回っていました。競技のイベントが行われると聞けば、地方規模の大会でも顔を出し、そのついでに近隣のチームを当たり、1年の半分以上は外泊していたと思います。

「せっかくきてくれたなら、一度ぐらい頼んでみるよ」

そんな温情で仕事をいただき、その機体になんとか答える日々を過ごした末、少しずつ私たちに仕事を依頼してくれるお客さんの数は増え、気がつけば全国大会の会場で過半数のシェアを取るまでに有名なブランドとなりました。

そして現在、そんな我々の活動を見て、自分もチャレンジしてみたいと弊社の門を叩いてくれる若手が出てきました。私たちは無名ブランドから一定の認知を獲得し、次のステップはお客さんと長く強いパートナーシップを結ぶことです。

最初に感じたワクワクを忘れずに、たった一度の人生を精一杯楽しんでいこうと思います。

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