【25歳の転機】好きなことを仕事にしたらどんなことにも挑戦できる自分に

机の上に万年筆とノートが置いてある写真

Profile

ペンネーム: ハクビシン

転機の年齢:
25歳
現在の年齢:
43歳
性別:
男性
職業:
広告クリエーター

Before

好きなことは仕事にしないでおこう

私は子供のころから、詩のような文章を書くことが好きでした。作文というよりは、あるテーマを短くまとめて、人がなかなかしないような表現や言葉のつなぎ方で詩を書くような行為が好きだったと思います。

中学生くらいからは、エレキギターを始めたこともあって、オリジナルで歌詞を書いて作曲のまねごとをしたりし始めていました。

高校生になるころには、ファッションに興味を持ち、毎月何冊もファッション誌を買って読み漁っていました。その辺りから、なんとなく、雑誌や何らかの媒体で記事を書くことに興味が湧いてきて、高校の進路指導時に担任に大学を出て、広告制作職やライターになる、という希望を伝えると、「全く金にならないからやめたほうがいい、まともな人生は遅れない」と切り捨てられ、いろいろと考えた結果、「好きなことは仕事にしないほうがいい」と、その想いを心にしまうことにしたのです。

そうして月日が過ぎ、大学を卒業し、好きなこととは一切関係のない、メーカーの営業職に就職したのでした。

Turning point

好きなことが仕事に生きる

メーカーの営業職として、生活のため、という決して高くないモチベーションで仕事に取り組む毎日は、何とも張りのない平坦な時間でした。

しかしながら、それが当たり前のことなのだ、と思い込むように自分を仕向ける日が続きました。そんなある日、仕事の一環で、顧客に商品を説明する提案シートを作成することで成果を上げよう、と考えて取り組み始めたことで、心の中に隠してきた「広告制作職やライターになる」という想いが膨らんできたのです。

そして、その提案シートを見た顧客が喜んだり、商品を購入していく様を見て、自分の書いた文章・言葉、レイアウトした写真などで、人が動くことの影響力に興奮している自分がいました。これが大きなターニングポイントになったのです。

それから数か月もしないうちに、インターネットで「コピーライター講座」を見つけ、申し込みをしていました。「好きなことが仕事に生きるって、こんなにも能動的で楽しいのか」、その時はその気持ちに飲み込まれていて、「転職」とまでは考えられませんでした。

営業している様子の写真
好きな仕事に近い仕事をしたことが、人生の転機に

After

好きなことを仕事にしたら

働きながら通った半年間の「コピーライター講座」でいくつかの課題で金賞をもらい、それをきっかけに転職を決意した私は、コピーライター・広告クリエイターに向けて転職活動をはじめたのですが、即座に厳しい現実を思い知ることになります。

25歳未経験の転職となると、熱意だけでは全く採用されないのです。実績がひとつもないのですから当然です。あまりに採用されないので、面接で「お金はいいから仕事をください」とお願いしたこともありました。

しかし、今思えばこの数か月が、新たな転機となったのです。現状の広告業界を分析し、こういう業界なら、こういう広告戦略が王道である、という分析と、その分析から考えられる広告サンプルを作成することで、市場を意識した仮実績のようなものを面接に持参するようにしたのです。恐らくその出来は大したものではなかったはずですが、分析という根拠あるコピーや、それを一人で考えて「仮実績」とした行為が評価されたのだと思いますが、ようやく小さな広告制作会社に採用されました。

その嬉しさとモチベーションは強烈で、「好きなことを仕事にしたら、どんなことにも挑戦できる自分」になったのです。

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