【16歳の転機】16歳の時に保健室登校で出会った先生の一言で、考え方が変わった

Profile

ペンネーム: ひより

転機の年齢:
16歳
現在の年齢:
30歳
性別:
女性
職業:
会社員(エンジニア)

Before

高校に入学し、1年生でイジメに遭い、保健室登校に

高校入学当初は、クラスでも明るいグループに属していて、部活も順調で楽しい日々を送っていました。

ところがある時、グループの一人の女子が好きだった男の子に頼まれ、アドレスを交換したことをきっかけに崩れ始めました。
私はその時はまだ、グループの女子が好きな男子とも知らずにいましたが、その子の嫉妬は止まることなく、どんどん攻撃的になっていきました。

最初は、まだ無視をされる程度で済んだのですが、そのうちネットの掲示板やクラスのホームページでも叩かれるようになりました。
有りもしない噂を流され、それが学校全体に広がったことで、精神的苦痛のためか「教室に入る」「人と顔を合わせる」といった学校では当たり前のことができなくなり、保健室登校をし始めました。

Turning point

保健室登校で出会った先生の一言が、私の考え方を180度変える転機に

保健室登校を始めた私ですが、内心いじめとは別のところでとても緊張していました。
というのも、保健室の先生(以下K先生)は、普段から辛口であることで生徒からの評判はあまり良くない先生で、
「保健室登校を怒られるのでは」「ちょっといじめられただけで、だらしない」などと言われるのではとビクビクしていました。

ですがある日、私がたまたま廊下で同じクラスの生徒と遭遇してしまい、心無い一言を言われたことをきっかけに、K先生に相談をしました。
今思えば、ここがターニングポイントでした。
意外にもK先生は優しく聞いてくれて、私も今まで言えなかった想いが溢れだし、

「いじめを両親に知られたらどうしよう」
「保健室登校なんて両親が知ったらどうしよう」
「このまま、この事態も状況も変わらなくて不登校になったらどうしよう」

気付けば、何もかも吐き出すように先生にぶつけていました。
恐る恐る先生の返答を待っていると、たった一言

「別にいいじゃん。若いんだし。不登校でもなんでも。」

私が長々と話した事に対して、この短い一言。
驚くと同時に、何か曇りがかっていたものが一気に晴れていくように感じました。

どこか通常登校できない自分を、まるで犯罪でも犯しているかのように責めていた事に気付かされました。

もし、「登校できるように頑張ろうね」「なんで登校できないか考えてみよう」という内容だったらそうは考えられなかったかもしれません。
あの一言が、自分を責め続ける私の考え方を変えてくれる転機となりました。

保健室の先生の些細な一言が人生の金言に

After

その後、社会に出ても自分を助けられる自分になるために

K先生の一言をきっかけに、通常登校ができるようになった私ですが、最初から簡単にはいきませんでした。
まず、教室に入るのが怖かったです。きっと何か言われるし、辛いことが待っている。そんなことばかりぐるぐると考えてしまっていました。
ですが、「別に良いじゃん、無理なら無理で」と思うことで踏み出すことができました。

このように、「怖い」「嫌だ」という場面に遭遇した時ほど、K先生の一言を思い出し、その時自分が助けられたように、自分を助けてあげられるようになりました。

その後社会に出てからもやはり、人間関係が原因で辛いめに遭ったり、辛いことや怖いことは沢山ありました。
30歳になった今でも似たような出来事は自分にも周囲にも起きています。
ですが、そのたびにK先生の一言を思い出し、客観的に状況をみて自分に言葉をかけてあげることで、立ち直ることが出来ています。

人生では、辛いことは必ず起きます。
でも、その時自分が潰れないよう、起き上がれるよう、自分を助けてあげられる方法も必ずあるはずです。
そう考えられるきっかけとなったのが、私の場合は今回お話した体験でした。

これからも、辛い状況に陥った時ほど、自分を励まし、助けながら、前向きに生きていきたいと思っています。

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