【19歳の転機】野球少年から音楽家への道

キーボードを弾く男性の手元の写真

Profile

ペンネーム: ケンシロウ

転機の年齢:
19歳
現在の年齢:
23歳
性別:
男性
職業:
音楽制作

Before

ピアノの習い事をやめ、野球漬けの日々

小さい頃からピアノを習っていましたが、とにかく外で遊びことが大好きだった僕は小学校2年生で野球を始め、中学に入学する時にはピアノを完全にやめてしまいました。

野球に没頭した僕は甲子園常連の高校へ進学し3年生の時にはレギュラーになることはできませんでしたが、順風満帆な野球生活を送っていました。でも高校野球の終わりを迎えようとしていたときに自分の心の中では「もう一度音楽をしたいな」という気持ちが芽生え始めていました。

特に作曲の世界に興味があり、練習が休みの日は家に置いてあるアップライトピアノを弾きながら白紙の譜面にメロディーを乗せていくことに没頭し始めました。

Turning point

事故の際にタクシー運転手にかけられた言葉が人生の転機に

しかし野球強豪校は基本的に大学に進学する場合硬式、または準硬式などで野球をするという暗黙のルールがあります。「大学ももちろん野球をやるよな?」監督からのこの質問に「はい」と答えるも心の中では「音楽がやりたいです」と呟いていました。

しかし「僕音楽家になりたいです」なんて言えば「何をアホなこと言っとるんだ?」と間に受けてもらえないのが目に見えていたので諦めました。そのまま大学へ進学し、硬式野球部に所属するも「なんのために野球をやっているんだろう」と自問自答を繰り返す日々が続いていました。

そのまま1年が経ち19歳の時に人生最大のターニングポイントが訪れます。「いつ野球やめようかな。怒られるかな?」そんなことを考えながらぼーっと125ccのバイクで通学をしていたら、急に反対車線からタクシーが右折をしてきました。僕は急ブレーキをかけるもタイヤが思いっきりスリップをしてしまい反対車線まで飛ばされてしまいました。

「おい大丈夫か?」と別のタクシー運転手が慌てて僕の元へ駆け寄ってくださり、幸い骨折などはなく、出血している膝などを手当てしてくださりました。「ぼーっと運転しとったらあかんぞ。なんか悩みでもあるのか?」と聞いてきました。「野球やってるんですけど、他にやりたいことがあって」と言うと「それは神様がお前にやりたいことやれっていういうメッセージかもしれんな。大怪我しなくてよかったな」と言ってくださりタクシーの運転手はその場を後にしました。

グローブと野球の球が芝生に置いてある写真
野球をやめて、音楽の道にいくことを決意

After

野球から離れ音楽の道へと進み出した

このバイク事故をきっかけに、すぐに地元に帰り高校の監督の元へと挨拶へ行きました。「監督、僕野球を辞めて新しく挑戦したいことが見つかりました。中途半端ではありますが一年で大学野球を辞めさせていただきいです」殴られる覚悟で話すと「そうか。やりたいことがあるなら今すぐに野球はやめなさい」と言って大学の監督へ「うちの子がお世話になっています。申し訳ありませんが彼には新しい夢ができたので野球はやめさせます」と大学の監督へ電話で繋いでくださりました。

その日から音楽家になるための勉強やシンガーソングライターになるためにボイストレーニングなどに通い始めました。そこから少しずつ楽曲の提供やライブハウスでの弾き語りなどを行い現在23歳ですが音楽が仕事に変わり始めています。

もちろん生活は普通の社会人の方に比べると大変ですが、何よりも毎日が楽しいです。あのバイク事故の時に「せっかく生きてるんだからやりたいことをやらなきゃ」と強く思えて本当に良かったと思いました。

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