【35歳の転機】自分の特性を知ることで、大嫌いだった性格を肯定できるように

たたずむ女性の影

Profile

ペンネーム: ななこ

転機の年齢:
35歳
現在の年齢:
40歳
性別:
女性
職業:
主婦

Before

神経質、考えすぎ、人の顔色ばかり気になる自分が大嫌いだった

物心ついた時から、神経質で人の顔色ばかり伺っていた私。人に言われて嫌だったことなど、小さなことがいつまでも気になってしまう性格でした。

兄弟は私と正反対で、細かいことは気にせずあっけらかんとした性格。前もってごちゃごちゃ考えるよりも、やってみてから考えようというタイプでした。そのため兄弟と比べられ、両親や周りの大人達からは、ななこは考えすぎだからダメ、神経質すぎてこっちが疲れる、もっと楽に細かいことにこだわらず生きなさいと、と言われ続けてきました。

しかしそう言われるほど、自分はダメな人間なんだと思い、劣等感がどんどん増えていくのです。そんな自分を変えたくて、必死に何も考えないふりをしてみたり、兄弟の考え方の真似をしてみたりしたのですが、そんなに簡単に変えられるものではなく…結局そのままの自分に、余計に劣等感を感じる結果になりました。

こんな性格のせいで、人生をとても損している気がしていました。何を始めるにも不安や恐怖ばっかりで、石橋を叩きまくってからでないと行動できず、人にも気を使いすぎて疲れてばかり。自分の性格も人生も嫌で仕方なかったんです。

Turning point

繊細すぎて生きづらい、という特性があることを知って、何もかも変わった

最近はテレビなどでも耳にするようになりましたが、私がHSPという言葉を知ったのは5年ほど前のこと。HSPとは“ハイリー・センシティブ・パーソン”の略で、繊細過ぎて生きづらい人のことを指します。ネット記事を見ていて、何気なくこの言葉を知ったことがターニングポイントとなり、私の人生はものすごく楽になりました。

HSPは5人に一人くらいの割合で存在し、これは生まれ持った資質なので簡単に変えられるものではありません。人よりも繊細で人付き合いが苦手、細かいことも気になるせいで生きづらさを感じるけれど、その分人よりもいち早く違和感や危険を察知する能力があるそうです。ネガティブな感覚も鋭い反面、ポジティブな感覚も人より長けているのだそう。

まさにこれだ!と思いました。まず、大嫌いだった性質が自分だけのものではなくて、世界中で5人に1人もの割合で存在しているとことを知って、とても嬉しく思いました。生きづらい仲間がたくさん居るという事実だけで心強かったし、一人じゃないなら頑張れる、と自然と勇気が湧いてきました。

今までダメなところしかないと決めつけていた自分の性格ですが、HSPを知ってからは、良い部分もあるということに気づけるようになりました。物事には必ず二面性があるように、悪い性格も言い換えれば長所にもなりえます。

神経質で細かいところは、言い換えれば細部にまで気づけるということだし、人の顔色ばかり気にするところは、言い換えれば空気を読める、ということ。このように考えられるようになったことで、一番大きな変化は、大嫌いだった自分の性格を変える必要は無いと気づけたことです。

5人に1人HSPの人がいるということを知り、自分を無理に変える必要がないと思うように

After

自分について知ることで前向きになった。同じ悩みがある人にも知ってほしい

ありのままの自分を受け入れられるようになると、なんだか憑き物が落ちたように心が軽くなり、自分は自分で良いのだと思えるようになったのです。

自分の人生は性格のせいで損してばかりと思っていたけど、こんな人生もまあまあ悪くないとさえも思えるようになりました。今までものすごくネガティブなマインドで生きてきましたが、少しはポジティブになれた自覚があります。きっと、HSPを知らない35歳以前の私のように、繊細すぎて苦しんでいる人は世界中にものすごくたくさん居ると思います。そんな人みんなに、HSPという特性のこと、そして無理して変わる必要がないということを教えてあげたいです。

自分について知ることはきっと多くの人の転機となるのではないでしょうか。

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