【37歳の転機】休職中に出会った通信制大学に編入したことが、40歳を目前にしての人生の転機に

Profile

ペンネーム: いちご

転機の年齢:
37歳
現在の年齢:
43歳
性別:
女性
職業:
大学院生

Before

仕事を転々とした後、休職中に通信制大学の授業を観るようになり、編入を考えるように

高校を卒業後、東京の大学に進学し、一人暮らしをしていましたが、卒業後は派遣社員やアルバイトを転々としていたものの、定職に就くことができず、地元に帰り生家で両親との生活に戻りました。

そして、家から通える場所で働こうと、これまた派遣社員やアルバイトなどを転々とした挙句、携帯電話の販売員として3年ほど勤めることができましたが、人間関係のストレスや販売ノルマ、代理店からのプレッシャーなどに耐えられず、退職。

その後、1年ほど仕事をせずに過ごしていましたが、その間、家でぼんやりテレビを見ていることが多かったです。

BSチャンネルをザッピングして観るのが好きでしたが、特にテレビ放送から授業を観て学べる、放送大学のチャンネルを何気なくつけ、いろいろな授業を見ていることが多かったです。
それがきっかけで放送大学に興味を持つようになり、編入を考えるようになりました。

Turning point

再就職の道を捨て、思いきって大学に編入、そして卒業

約1年の無職生活後、思いきって放送大学の教養学部に3年次編入しました。1度限りの人生、せっかくだったら損得など考えず、好きなことをしたほうがいい、と思ったからです。

別に大学に入りなおしたからといって、何かの資格を得るつもりはありませんでした。ただ授業(特に人文科学の分野)が面白いと感じ、入学して腰を据えて授業を受けてみたいと思ったのです。
当時の私は37歳、地元だともう正社員として雇ってもらえる可能性は厳しい年齢です。

ですが、損得勘定で仕方なく新しい仕事を探しても、たぶんいい結果は得られないと思いました。
自分のペースで好きな授業を受講して単位を取得していき、5年かかりましたが、卒業することができました。

最終学年次には卒業論文にチャレンジし、書き上げられたことも大きな経験となりました。
今思えば、「お金や生活のために仕方なく」という理由で新しい仕事を探して就くという道を捨て、ただ教養を深めたいからという理由で放送大学に編入し、好きな分野の知識を深めることにしたことが、人生のターニングポイントになったと思います。

好きな分野の知識を深めることにしたことが、人生のターニングポイントに

After

現在は大学院修士課程に在籍、更なる次の道も考えるように

そして現在は大学院修士課程に進学し、人文科学の分野での研究にいそしんでいます。日本ではまだ浸透していない学問に取り組んでいるため、まず指導教員の先生から英語の本を渡され、それを翻訳して精読することから始まりましたし、そのうえで自分の研究を進める必要があるため、なかなか苦労しています。

ですが、自分の研究を応援してくれるゼミ仲間や先輩方、そして指導教員の先生がいらっしゃいます。そういう方々の存在に日々、感謝しながら、研究を進めています。現在は研究の傍ら、卒業後も研究を続けていける道を探そうと考えています。

博士課程に進学できればベストですが、そうでなくても学会に所属したりして、論文を書き続けていきたいと思います。
人生って何が転機になるか分からないな、と今になって思います。

ですが、世間体とか損得とか考えず、今の道を選んだことは良かったと胸を張って言えます。

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