【23歳の転機】夢に固執し挫折を味わったあとに行き着いた夢との関わり方

親子の後ろ姿の写真

Profile

ペンネーム: まめまめこ

転機の年齢:
23歳
現在の年齢:
38歳
性別:
女性
職業:
学童指導員アルバイト

Before

10歳で抱いた教師の夢と一緒に歩んだ10代

国語の授業で先生の爪にたくさんのチョークが入っているのを目の前で気づき衝撃をうけました。

手を汚しながら授業を進める先生をみて尊敬の念を抱き、私も先生のようになりたいという純粋な気持ちがきっかけで教師を目指しました。教師になるために、中間テストや期末テストをそつなくこなし、進学校の高校に入学してからは内申をあげるために委員を掛け持ちし、ボランティアをたくさんしました。

周りがつるんで放課後に遊んでる時も誘いを断り自宅で勉強に励みました。全ては教師になるためでした。

その時はいい成績を納め真面目にしていることが、教師として一番正解で正しいことだとおもっていました。貧しい家庭だったので、無利子の奨学金を借り希望の大学の教育部学部に入学できました。

持ち前の真面目さから無事に単位も獲得し、同時に何個もバイトを掛け持ちしました。全ては教師になるためにしたことでした。

Turning point

挫折一色だった20代

順調だったこれまでの人生が一変します。教員採用試験に落ちたことで全ての流れが変わり始めます。これが人生の転機でした。

周りが遊んでも断って勉強だけしてきたのに、私の何がいけなかったんだろうと初めての挫折を味わいました。

それでも教員になる気持ちは忘れられず塾の講師の職につきました。ここが人生のターニングポイントでした。

社会人としての知識や常識もなく突然受験クラスの担任を任されます。受験を前に急に現れた私に不安を覚えた保護者からは毎日クレームが入りその対応に終われ、子どもからはなかなか信頼を得ることができず、他の先生へ授業の交代を申し込まれてしまいました。

私の今までの人生はなんだったんだろう。10代で描いた夢をもつことも間違いだったのだろうかと毎日泣きました。そして、教育関係から離れることを決意します。教員になる夢もここで別れを告げました。それくらい追い詰められていました。

黒板に数式を書く女性の手
学校の教師ではなく、塾の講師に

After

色んな形と距離で夢に接することができると気づいた30代

それからは教育関係とはまったく違う職につきました。

夢を叶えられなかった私の中にはしこりみたいなものがずっとありました。数年後、結婚し子どもがでしました。

ふと、子どもに本を読んだり知育のおもちゃで遊んでいた時にこれも教育で形は違うけど夢に触れていると気づきました。しこりが消えた瞬間でした。

空き時間で学童保育のアルバイトを始めました。一緒に公園で遊んだり宿題を教えていると、夢の形は違うけど教員の一部分に触れていると実感します。夢を叶えられたら一番素晴らしいかもしれませんが、必ずしも達成出来なくても、いつか何かのタイミングで夢の一部分に触れる瞬間がくると身をもって経験しました。

挫折を経験したからこそ、今は柔軟な考えをもって夢を折り合いをつけながら生活することができています。土台となった10代、20代の自分に感謝しています。

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