【21歳の転機】入社一年目で訪れたピンチとチャンス

Profile

ペンネーム: まかろん

転機の年齢:
21歳
現在の年齢:
23歳
性別:
女性
職業:
会社員(プランナー)

Before

新卒で入社したベンチャー企業。度重なる残業に、期待とは裏腹な地獄の毎日だった

私は映像関係の専門学校を卒業後、起業して3年目だった映像制作会社に入社しました。平均年齢は20代後半。まだまだ若い会社だったこともあり、和気藹々とした雰囲気で仕事をしていました。

しかし、私が入社して2ヶ月で経営は悪化。3人の先輩社員が会社を去り、残ったメンバーでがむしゃらに働くようになりました。3人が抜けた穴は大きく、毎日深夜までサービス残業をする毎日。何度も「仕事を辞めたい」という気持ちがよぎりました。

それでも私が会社を続けられたのは、自分がやりたい仕事だったからです。「お客さんが褒めていたよ」という声を先輩を通して聞いたり、私に直接「頼みたい」と言ってくださるお客様もいて、毎日仕事を頑張る励みになりました。

3人の先輩社員が去ってから約半年。売り上げは徐々に上がり、新しいスタッフも増えました。自分が抱えている仕事の量もだんだん減り、プライベートの時間も確保することができるようになりました。社長が「着いてきてくれてありがとう」と何度も頭を下げてくれたことで、入社した会社は間違っていないと感じることもできました。

Turning point

1人の先輩が音信不通に。無理矢理任された仕事が人生の転機でした

順風満帆な人生が見えてきたと思っていました。仕事にも慣れ、要領よくこなせるようにもなっていました。そんなときでした、1人の先輩が音信不通になってしまったのは。

人一倍仕事ができる上に、周りを気遣える先輩でした。そのため社内でも一番仕事を抱えており、私たちも頼ってしまった部分がありました。突然出社しなくなった先輩。今でもその理由はわかりません。先輩とは、そのまま会うことなく退社となってしまいました。

引き継ぎもうまくいかず、社長や専務が取引先に何度も頭を下げながら謝っている姿を見ました。「もしかしたら、もうこの会社ダメかも」と私は半分諦めかけました。しかし、社長は諦めていませんでした。

先輩が担当していた案件のいくつかが私に任されました。まだ入社一年目で知識も経験もありません。それまで、ずっと社内で映像の編集をしていただけの私が急に、ディレクターとして現場で指示をしたり、クライアントとやりとりをするようになりました。

不安な中でのスタートでしたが、これが私のターニングポイントとなりました。

ディレクターとして現場に出たことが人生のターニングポイントに

After

本当に自分がやりたいことを発見

入社当初は、私がやりたいことは映像編集だと思い込んでいました。それ以外の経験はしたことがないのに、編集以外はしたくないと決めつけていました。

先輩がいなくなったことで、急に振られたディレクターという仕事。「何で私がしないといけないんだ」という気持ちが最初はありました。しかし、ディレクターとしての経験が私がやりたいことを発見するきっかけになりました。

私がやりたい仕事。それは企画でした。クライアントが抱えている課題を解決するにはどうすればいいか、私がやりたいのは編集ではなく、その前の段階でした。もし、先輩が今も会社に残っていたら、私は自分がやりたいことに気づけなかったかもしれません。

ディレクターを任されたときの私はまだ21歳。もし、元々ディレクターを目指していたとしても、普通の会社だったらアシスタントの立場です。入社一年目で責任ある仕事を任されたプレッシャーはありましたが、私に任せてくれた社長には感謝しかありません。

21歳の若い時期に人生の転機が訪れたことは本当に奇跡だと思います。これからも辛い時期が何度も訪れることでしょう。その時には辞めたいという気持ちが起きるかもしれません。しかし、何事も成長のチャンスだと信じ、諦めずに突き進んでいきたいと思います。

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